この記事について
この記事は、京都大学を卒業しサラリーマンになった男が、
退職・移住し、起業にチャレンジする過程で感じた、リアルな体験談を元にしています。
自分自身の思いを記録するとともに、新しく挑戦する人が心折れないようにと思い記事を書きます。
この記事で扱うテーマは以下の通りです。
- 心理的安全性なく、モチベーションは持続しない
- 新しいことに取り組むと、基本的に心理的安全性が低下する
- 不安や恐怖により、新しいことに否定的・回避的になる
- 脳の特性上、その状態が当然と考え、むしろ楽しむマインドを持つ
筆者の経歴
京都大学大学院卒業
国内メーカーの技術系総合職に就職
退職・移住し起業を志す
約1年が経過
移住後のモチベーション
「移住して起業をする」
この発言をすることで、「常にモチベーションが高い熱い人間」であることをある意味強制されることになります。
しかし、困ったことにモチベーションはそう簡単には持続しません。
むしろ、移住して新しいことにチャレンジするの道のりには、モチベーションが破壊される仕掛けだらけだとも言えます。
心理的安全性
モチベーションを保つための大前提に、「心理的安全性」があります。
筆者はこの1年間の経験で、「心理的安全性」の重要性を心の底から実感しています。
しかし、新しいことへの挑戦は、基本的に心理的に危険です。
心理的危険になる要因
- 新しい情報
- 記憶にないこと
- あいまいなこと
これらの情報に対し脳の反応は
- 否定的になる
- 回避的になる
そして、脳を危険を感じると「闘争か逃走か」という、テンパった状態になってしまいます。
例えるならば、サバンナでライオンと対面した状態といったところでしょうか。
こうなってしまうと、
- トップダウンの意識的な思考が失われる
- 不適切な行動を抑制する機能が失われる
つまり、思い描いたことと異なった行動をとる可能性が非常に高くなるのです。
相談によりモチベーションが壊れることもある
筆者は移住後、
- 何かきっかけを掴みたい
- 何かを進めなければいけない
- でも何をすればいいのか判断が難しい
という困った状態に陥りました。
退職して移住した人がこういう状態に陥っていたら、みなさんどう思うでしょうか。
「ほれ見たことか、無謀なことをして失敗して当然」と、挑戦が順調に進んでいないことを安心する人もいるかもしれませんが、基本的には多くの人に応援されながら過ごすことができました。
しかし、この応援やアドバイスが、心理的安全性を奪う要因にもなり得るのです。
最も苦しいアドバイスの一つが、「熱意が足りない」でした。
脳が不安を感じ、否定的・回避的になったときに、人に相談すると、
「中途半端な気持ちでやっても成功しない。」というアドバイスを受けることがあります。
このとき、
- 自分自身がモチベーションが低下していることをすでに自覚している
- モチベーションが低い自分はダメな人間だと自責させられる
- 起業など大きなことを口にしただけあって、モチベの低下が情けない気持ちになる
- みんな自分のために言ってくれているが、それに応えられない無力感が湧き上がる
- なんでこんな挑戦してるんだろう
- 「なにがやりたいの?」という相手の質問に答えられない情けなさ
以下負のループ
ここまで行ってしまうと、結果として残るのは自己否定感と、心理的危険です。
この状態では、自分の思い描いたことよりも、現実逃避の行動をとってしまいます。
筆者自身も、やらなければいけないことがあるのに、youtubeから抜け出せず、情けない気持ちだけが残る日々を過ごすことがありました。会社と違って誰からも怒られないので、自力で立ち直るしかありません。
その度にマインドを立て直すのに、時間がかかってしまったのが反省点です。
もったいない時間を過ごしたと思いながらも、あれは必要な時間だったと捉えています。
対策
モチベーションを維持するには心理的安全性が不可欠だと理解いただけたかと思いますので、ここからは心理的安全性を高めるために、有効だと感じた3つの対策を提案します。
モチベーションが低下することは当然だと理解する
新しく挑戦する以上、モチベーションが高いことが当然だと思ってしまい、いざモチベーションが低下してしまうと、自分を大いに自責してしまいます。
「もっとやらなきゃ、頑張らなきゃ」はさらに心理的不安になる沼ルートだと考えています。
もはや、「頑張らなきゃ」では頑張れない状態にあることを認識することが第一です。
新しく挑戦しているのにモチベーションが上がらない時に、次のように考えてみてはいかがでしょうか。
- 「新しいこと・記憶にないこと・曖昧さ」が生活の大半を占める生活は、心理的に安全でなくて当然である。
- 心理的危険状態では、脳の機能が制限されて、自分が思い描いたような行動を取れなくなる。
- つまり、モチベーションが上がらないのはごく自然なことである。
そう考えることで、まずは自責のループから抜け出すことができます。
目的やゴールを設定する
次に、目的やゴールを設定することです。
心理的危険を呼び起こす「曖昧さ」を取り除くために、目的やゴールが機能します。
すでに目的やゴールがある場合は、それを改めて口にしてみましょう。
何のためにやっているかが明確になることで、曖昧さが解消され、心理的安全を手繰り寄せることができます。
むしろ楽しむマインド
- 新しい情報
- 記憶にないこと
- あいまいなこと
を、マイナスなことではなく、これらを楽しもうと考えるよう意識を向けることが重要です。
外部の状況は変わらないとしても、自分の感情や捉え方なら変えることができます。心理的に危険な状態になってしまっていることは、むしろ挑戦している証拠です。そして、不安や恐怖を乗り越えることができたら、大きな成長が待っています。
筆者自身、移住の目的の一つに「新しい経験を糧にして、ビジネスマンとして成長する」ことがありました。
行動したままに考えてると、新しいことだらけの日々にストレスを感じるのですが、新しいことこそ移住で求めていたことであり、これによって自分が成長できると捉え直すことで、ワクワクしてくるのです。
まとめ
モチベーションが下がった時には、心理的安全性の確保を早急に行いましょう!!
筆者は個人事業主から起業へ向けて邁進中です。
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