まずはプラトンとアリストテレス
「教養として学んでおきたい哲学」という本がKindle prime readingで無料だったので読んでみた。
結論は、
「まずはプラトンとアリストテレスを知ろう。まずは、易しい本を読んでみよう。」
理由は、この2人の考えをもとに中世から近代の哲学は発展したからだ。
いわばこの2人が起源のような存在なのだ。
本では、他にも
「哲学が役に立つにか?」
などの疑問について回答していたが、
私は哲学は役に立つと即答できると思う。
哲学が役に立つ理由
安心して哲学を読んでみたらいいと思う。
少なくともこの記事を読むような人にとっては絶対に意味がある。
二千年前の哲学が現代で役に立つ理由を書いておく。
現代人が悩むように、人類は2000年間悩んできた。
長い歴史をかけて人間はああでもないこうでもないと考えてきた。
2000年も時のふるいにかけられてなお、
現代に語り継がれ磨かれ続けた
極めてしぶとい思想こそが哲学。
役に立つからこそ語り継がれ現代に存在している。
安心して学んでください。
初心者が挫折しない読み物
現代は非常に便利な時代で、chatGPTでプラトンとアリストテレスを会話させることができる。
難しい本を一冊読んで挫折するくらいなら、この会話でもみていって欲しい。
プラトンとアリストテレスが仲良く哲学について話す
プラトン「そうだよ。オレたちが語ったものは、真実や存在、倫理についての話だから、どんな時代も変わらないよね。」
アリストテレス「でも、オレたちの言葉ってちょっと難しいかも。イデア論って言っても、『何それ?』ってなるよね。簡単に言うと、物理的な世界は完全で不変的なイデア(理想形)の不完全な表現ってことだよね。」
プラトン「そう、それがオレの考え。でもアリストテレス、お前の考えはまた違うよね。お前はもっと具体的な物質世界に目を向けていて、すべての存在物が「物質」と「形態」の二つの要素から成り立っているって主張しているんだよね。」
アリストテレス「それだけじゃないぜ、プラトン。オレは「ニコマコス倫理学」で、最高の善である「幸福」を追求する道としての「徳」についても語ったんだ。それは適度な中庸で、過度でも不足でもない行動や感情の状態だよ。」
プラトン「それがお前の黄金の中庸だよね。でも、どちらにせよ、オレたちの哲学って、自分自身と世界を理解するためのツールだよね。だから、今の若者たちにも、その道筋を示すことができるんじゃないかな。」
アリストテレス「まさにそうだよ、プラトン。オレたちの哲学が、自分自身と世界全体を理解するための一助となるといいよね。難しそうに見えるかもしれないけど、それは一つの冒険さ。」
プラトン「でもアリストテレスよ、オレたちの哲学だけじゃなくて、科学的な方法も大事だよね。経験と観察から得た知識をもとに、事象を理解しようとする。それがオレのやり方だ。」
アリストテレス「それな!プラトン、お前のその考え方は、現代の科学的方法の基礎を築いたとも言えるよね。オレたちは抽象的で具体的な世界の両方を見てきたけど、そのバランスが重要だよね。」
プラトン「だから、アリストテレス、オレたちが伝えたいことは、世界は単なる表面的な現象だけじゃないってことだよね。その背後には、理解しようと思えば理解できる理由があるんだ。」
アリストテレス「その通り、プラトン。そしてその理解を深めるためには、自分自身の内面と、外部の世界両方を観察し、思考し、質問することが必要だよね。」
プラトン「そうだね、アリストテレス。さらに、それがオレたちの「知識」の基礎になるんだ。そして、その知識は、自分自身の行動と選択をどう導くかについての洞察に繋がるんだよね。」
アリストテレス「それな、プラトン。だからこそ、哲学はただの学問じゃない。それは自分自身と世界についての理解を深め、そしてそれがどう自分の生活に影響を与えるかを理解する手段なんだよ。」
プラトン「まさにその通りだね、アリストテレス。そして、それが若者たちがオレたちの哲学を学ぶ理由だと思うんだ。それは、自分自身とこの広大な宇宙を理解するための一助となるからだよ。」
アリストテレス「そうだね、プラトン。オレたちの哲学は、若者たちが真実を探求するための道具箱を提供するんだ。だから、どんなに困難に見えても、挑戦してほしいよね。」
おわり
コメント