こんばんは。一回あっただけでは人の名前がどうしても覚えられません、あざまんです。
今日は、
「最近物忘れがひどいんです」
とか
「もう年だから今更脳を鍛えるってのもむりがあるよ」
と感じている方にはぜひ読んでもらいたい記事になっております。
もの忘れが増えると思ってしまう理由は?
結論から言うと、認知症のような病気を除けば、年を取ったからもの忘れをするというのは科学的にはどうやら誤りのようです。
そうは言われても、
昔よりもの忘れが多くなっていることも事実。
では、もの忘れが増えてしまう原因は一体何でしょうか。
理由は大きく2つあるようです。
①子供の頃よりたくさんの知識を頭に詰め込んでいるから。
詰め込んでいるものが子どもの10倍あるとしたら、それを取り出すのは子どもよりも遅くなってしまいますよね。
これは仕方ないことです。
ただ、ど忘れしていても、誰かに内容を教えてもらえれば思い出すことができるので、知識が消えてしまったわけではないですよね。
②周りの世界を新鮮に見られないから
子どもは世界が輝いて見え、世界に興味を抱く。大人は経験に照らし合わせて整理する。
大人はマンネリ化した気になってものを見ているから、驚きや刺激が減ってしまう。。
刺激が減るから印象に残らずにまるで記憶力が落ちたかのような錯覚を抱くようになる。
もの忘れの原因は脳の能力の低下ではないようです。
むしろ若者より30歳以上の方が脳が活発になる!?
なんと、「経験して分かる」という能力について、30歳以上の人の方が若い人よりも優れてるようです。
30歳以上の人の方が経験した内容を縦横無尽に活用できるし、年を重ねるほどに、脳のはたらきをうまく利用できるという現象が起こるとのこと。
いったいなぜそう言えるのでしょうか。
ここで、大人と子供の2グループに分けて行われたある実験の結果を見ていきましょう。
ある複雑な図を、見て覚える場合と、書いて覚える場合の2通りの実験が行われました。
見て覚える場合は、子どもと大人に成績に大差はなく、
書いて覚える場合では、子どもは成績がほとんど変わらなかったことに対して、大人はほぼ100点近い成績になりました。
この結果から、
- 大人になっても記憶力は低下しないということ
- 大人は手を動かすことが特に重要だということ
が分かります。
手を動かすことで自分の経験となる。
経験を駆使できるのは子どもより大人の方が優れている。
結果として好成績になる。
といった具合のようですね。
要するに、脳の使い方がうまくなるのが30歳以降とのことです。
キーワードは経験ですね
脳をうまく活用し経験を活かす能力 は若者よりも大人の方が優れているのです。
まとめ
今日の記事は、ある本の中で印象的だった部分をピックアップした内容です。
冒頭で述べたように、最近人の名前を覚えるのが非常に苦手になりました。記憶力の低下を嘆いていましたが、これまでにあった累計人数が多くなったこと、子どもの時に比べ他者に関心を抱かなくなったことが原因だとわかりました。特に後者の方が大きな要因になっているかもしれません・・・
これから少しずつ改善していきたい。
一方で、
小さいころから英語を学習してたら良かったと思っていましたが、手や口を動かし、経験をすることで、子どもの時よりも効果的に新しことを学べるのだと思うと胸が躍りました。
私は、このことを知って、学生時代にはできなかった「英会話の習得」への意欲が増しました。
最後になりましたが、今日の記事を通して私が一番伝えたかったことは、何歳からでも最高のチャレンジができるということです。
世界が新鮮に見える事を探してみましょう。
お疲れさまでした。
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