【ライフシフト】若いうちに一読したい本。「無形資産」に投資したい。

人生設計に役立つ本を読んだので紹介します。

「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」
リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著

100歳までの人生について考えたことありますか?

超要約

解釈を含めて要約します。

人類はテクノロジーの進歩に合わせて働き方や寿命、ライフスタイルを変化させてきた。

これまでの一般的なライフスタイルは、今後は通用しなくなる。
(常識や高齢者のアドバイスを疑え!)

2000年に生まれた人は、平均寿命が100歳になるかもしれない。

テクノロジーの進歩も加速する一方。

そんな時代を幸せに生きるにはどうすればいいのか?

それは、無形資産に投資すること。

 

書籍の購入を考える方へ

この本は読む価値があると思います。
読む時期は、若ければ若いほど良いです。

これまでの常識が今後も通じるわけがない。
ならば変化の激しい時代に対応するためにどうすればいいか。
こうしたことを真剣に考えたい方へお薦めです。

ライフシフト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
おもしろさ ☆☆☆
役に立つ ☆☆☆
読みやすさ ☆☆
斬新さ ☆☆☆☆
独自性 ☆☆☆☆☆
危機感 ☆☆☆☆☆
  • 1945年生まれ
  • 1971年生まれ
  • 1998年生まれ

3つの世代の典型的なライフスタイルを追いかける形で、比較がしやすい。

わかりやすい例を挙げると、昔は一つの会社に勤め上げ、退職金をもらって老後を迎えるのが当然だったが、これからの時代は転職やフリーランス化が一般的になる。といった変化ですね。

3つの世代では、おもしろいように考え方が違う。
それを楽しむだけでも多様な価値観を知り、異なる世代への理解につながるかもしれません。

世代による違いはさまざまな点に現れてきます。
・結婚
・職業(テクノロジーとのかかわり)
・必要な貯蓄
・余暇の過ごし方
・人間関係のあり方

無形資産

大きな流れとしては、これからの若い世代が幸せな人生を過ごすための手段として、無形資産への投資が必要という考え方に行き着きます。

無形資産は3つに分けることができます。

  1. 生産性資産
  2. 活力資産
  3. 変身資産

これら3つの資産を獲得することが、50年先の豊かさにつながります。

詳しくは本を読んでもらうとして、簡潔に説明します。

生産性資産

所得を高めるのに必要な要素。
スキルや知識。対人スキルや周囲からの評判など。

人生100年時代では、所得を確保する重要性がこれまで以上に増します。

活力資産

肉体的・精神的な健康と幸福のこと。
それに豊かな人間関係も含まれる。

やはり、健康は外せません。

変身資産

環境を変えたり、新しい経験に積極的な姿勢を持つこと。
自分についてよく知る、人的ネットワークを築くことなど

これまでのように、1つの場所で最後までは難しいのです。

 

まとめ

10年後、30年後、50年後の人生を考えることがありますか?

この本は、それを考える最高の補助ツールという位置付けです。

自分ごととして一度読んでみてはいかがでしょう。

 

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